苦手ショット。練習すればできなくなる

苦手ショット

サーブが苦手、バックハンドが苦手、スマッシュが苦手とテニスをしていれば、誰もが苦手なショットを持っていると思います。苦手なショットを持っている人にとっては重要な情報になることでしょう。

苦手意識は、ちょっとした経験から「ある特定の反応」を身につけてしまうという特徴があります。

ある音楽を聴くと「その時の思い出や感情があふれでる」といった経験をしたことはあると思いますが(ここでは音楽がスイッチになって過去の思い出や感情がでるという反応)、テニスの場合、自分が苦手なショットを打つ状況(視覚的、聴覚的、体感覚的)になると、「不安になったり」「スイングにためらいがでたり」「力が入らなかったり」「ボールが見えなかったり」「足が動かなくなったり」という反応がでます。(反応はその人特有のものです)

人間の脳は、なにかイヤな体験をすると「こんなことは一度でいい、二度と体験したくない」と考えます。そして、二度とその体験に出会わないように、筋肉を収縮して身構えてします。

テニス的に結果として困るようなことが起きても(ミスをしてしまう)、苦手意識は「本来は自分を守るための脳の働き」なのです。

苦手意識は自分を守る脳の働きのため、その体験を二度としないように、さらに苦手意識を強化する傾向があります。(苦手意識が強くなれば、その場面に出会わなくなるだろうと考えるからです)

ですから、苦手なショットを克服しようと練習に取り組むことが、実は苦手意識を強化している場合もあるのです。

 苦手なショットを克服するには

「ある特定な反応」が起きないように「ある特定な反応が起きる脳の回路を遮断」して新しい回路に切り替えることが必要です。

また、上達に熱心なプレイヤーほど、いろいろな方法やアドバイスを取り入れて練習をしているため、自分の運動タイプに適していない方法やアドバイスを取り入れている場合が多いのです。

これまでの解決法では、苦手ショットの改善を目指しているが「苦手意識の強化」「自分に合っていない方法やアドバイスの習得」といった結果になってしまうため、どんどんできない自分を作っていたことになるのです。

苦手意識やショットを克服するためには、視点や意識、状況を変え、時には呼吸法でリセットをしながら「ある特定な反応が起きる脳の回路を遮断」して、新しい回路に切り替えることで、体がうまく動きやすい状態をつくります。

高いボールの打ち込み、チャンスボールの打ち込み

チャンスボールを決められないと・・・力んでしまってアウトやネットをしてしまうんです・・・「どうしたらよいか」という質問を多く受けます。

相手の返球が浮いてボールや短く緩いボールはチャンスボールだと思っているのですが、実は状況まで含めて分析すると一概にはチャンスと言えません。

勢いのないボールに力を加えるのは簡単なことではない

勢いのあるボールを短い距離に収めなければならない

勢いのないボールに対しては気が抜ける。集中力が低下、もしくはなくなる。

これも集中力がなくなる要因だが結果に意識が行き過ぎる

タイミングを取ることが難しい

打ち込むイメージからくるインパクトのイメージに誤解がある

肩より上の動きは腕の動きにある法則があるのだが、法則を無視した腕(ラケット)の動かし肩をしている

何より高いボール、チャンスボールの打ち込みの練習量が足りない

など、高いボールの打ち込み、チャンスボールの打ち込みができない理由があげられます。

チャンスボールを上手くうてない原因の一つとして、起きている状況の認識の違いから間違った行動をしているということです。

成功させる最初の一歩としては、起きている状況を正確に把握するということが大切なことの一つになります。

あなたはチャンスボールをどのように認識しているでしょうか。

 

ファーストボレーでお悩みの方へ

ファーストボレーでお悩みの方は多くいるようで、ファーストボレーでお悩みの方の傾向として

ネットのつくことを最優先されている

ファーストボレーにかかわらず、どこにどんなボールが飛んでくるかを予測・判断を元にカラダの移動が行われるべきですが、ファーストボレーに悩みを持っているプレイヤーのほとんどは、どこにどんなボールが飛んでくるかということよりもネットに近づくこと最優先される傾向がある。これは、本人は気づいていないようだが・・・

これは、ボレーをするプレイヤーの心理として、経験的にネットに近い方がミスする確率が低くなると知っているためについついネットに近づいてしまう。

また、ネットに近づけば近づくほど、角度を付けやすくなり相手を走らせることが可能になるため少しでもネットに詰めようとする。

ファーストボレーを苦手としているプレイヤーは、角度がどうのこうのというよりもミスをしたくないためというのがほとんど。

ネットにつくよりも、どこにどんなボールが来るかの判断が最優先

これを言うと、ネットに近づけないのではないかと疑問を持たれると思いますが、サービスやリターン、アプローチショットなどにちょっとしたコツがあり、このコツを掴むとスムーズにネットにつくことができるようになるのでご安心を。

どこにどんなボールが来るかという判断をするということは、自分が次のショットをチャレンジできる状況なのか、ディフェンスしないとならない状況なのか、そのまたラリー(チャレンジでもディフェンスでもない)する状況なのかの判断も含まれているので、攻めるときには効果的に、守るときはミスを少なく、ラリーの時には均衡を保ったボレーをすることが可能だ。

リズム変化も失敗の原因に

サービスやリターン、アプローチショットなどからボレーに移るので、動きのリズムが変化するため、ダブルスの前衛時のように最初からネットにいる状態のボレーより難易度があがるために失敗をする

ファーストボレー前のショットの練習不足

サービスはスイングや入れることが精一杯になり、どうしても次のショットであるボレーに意識が行かない。また、前述の状態のため何処にサービスを入れるかということは、念頭にないため、本来ならサービスのコースによって移動する方向が変わるのですが、ネットに近づくだけになりやすいため、どうしても不利なポジションでボレーすることになる。

リターンは相手のサービスが良ければそうそうリターンダッシュはすることは難しく、そうそう実践のなかで経験を積むことは難しいショット。愛好家の女子ダブルスでは比較的にサーブ力が弱いので経験を積みやすいが、相手もその状況を多く経験しているの対策も十分なので、より質の良いリターンが必要になってくる。

アプローチショットは、まずストローク戦で優位に立たないとアプローチする機会を得ることができない。これも、それほどチャンスはなく。経験を積むのは難しい。

以上のように、ファーストボレーがなかなか習得できない理由は多岐にわたると思われるが、だからと言ってあきらめる必要はない。

いくつかのドリルを経験するとコツが掴める

それぞれのプレイヤーによって不足しているスキルの違いはあるが、いくつかのドリルの経験することで、ファーストボレーを成功させるコツを取得することはできるようになる。

逆に言うとそのコツを掴んでいなければ、一般的に言われるスプリットステップやボールの軌道にラケット面のセットをするなど練習をしても、なかなかファーストボレーをできるようにはならない。

現在、ファーストボレーができなくても、あるコツを取得していないからなのでご安心ください。

9月28日(土)29(日)のワンデーレッスンでは、ファーストボレーをピックアップテクニックとして、あなたにコツを取得していただきます。

 

試合カンを付けよう

試合カンって?

テニスは試合の流れに影響されやすいスポーツです。一瞬一瞬の判断によって大きく流れが変わってきます。

差し迫った状況の中、瞬時にその物事の本質を見抜き最善の手段を導き出す事が出来る力を適応性無意識の力といいます。

適応性無意識は強力なコンピューターのようなもので、人が生きていく上で必要な大容量データを瞬時に処理してくれるものです。

わかりやすく言うと、直感力です。

一瞬一瞬変わっていく状況のなかで、理屈立てて説明をしながら戦う暇などありません。

瞬間的に正しい判断を迫られます。

適応性無意識を鍛えれば、その状況で効果的なプレーを引き出すことができ、流れをこっちに引き寄せることができるようになります。

適応性無意識を鍛えるには、その状況での経験をより多く積むことが最善の方法です。

カラダの動かし方やスイングを意識した練習では、一生かけても養われることはありません。

ショートラリー

ショートラリー、ミニラリーと呼び方はありますが、ウォーミングアップ時のドリルとして使われることが多いのですが、このドリルに苦手意識をもっている人が多く見られます。

距離を抑えることに不安を覚えるため(飛びすぎないようにするため)グリップが緩いんでしまい、ラケット操作が不安定になり、インパクトではぐらつき、その結果ボールは短くなったり、高く上がったりとボールをコントロールしたい気持ちとは裏腹にコントロールはバラバラになってしまいます。

本来なら、質の良い練習の導入として、動いているボールに目をならし、ボールとストリングとの接触するときの感触を確認し高め、ボールとのリズムを計り、ボールのコントロール感を確認し、これから始まるプレーへのスムーズな移行となるものなのですが・・・・

逆に、不安感を覚え、苦手意識を作り、質の良い練習への導入とはほど遠い状態になっているようです。

これには、ショートラリー、ミニラリーのイメージというか、とらえ方を誤解している場合が多いのです。

文字の通り、このドリルは短い距離でプレーするものなのですが、苦手な人に注意点を聞いてみると、フォロースルーを大きく、最後まで振り切る、回転をかける、下から上にラケットを振る等々の言葉を聞きます。

フォロースルーは大きくと最後まで振り切るは、一般的にはどちらかというと距離が長い場合のキーワードです。

回転をかけるは、回転をかけることでボールの距離を短くする目的ですが、ここで見落としているのは、回転をかけるためには摩擦が生まれます。その摩擦によって飛び出し角度があがりボールの軌導が高くなってしまうため、意に反してボールの距離は長くなってしまうことが多くなります。

うまく回転がかかればボールは短くなるのですが、微妙なタッチが必要になります。ボールは長くなったり、極端に短くなりネットといった結果が多くなります。

下から上にラケットを振るも回転をかけるためのラケットワークを導き出すキーワードですが 、回転をかける時のように極端にボールが短くなってしまうのは少ないのですが、ボールは長くなってしまいがちです。

ではどうすればよいかというと、ショートラリー、ミニラリーのポイントは距離が短いということです。

うまくプレーするためには、正しい状況の把握とその把握から発生する正確なボールイメージを持つことで、人の持っている適応力により、自動的な運動調整が生まれ最適な運動(スイング)が生まれます。(これは頭では理解しがたく、体験をしていただかないとわからないことだと思います)

距離が短いという状況に、普段あなたが意識しているキーワードはフィットしますか?

違和感を感じるのではないでしょうか。

距離が短い時には「リズムややりとりする時間は短く」がキーワードになります。

このキーワードをベースにプレーすることで、適応力が引き出され、自動的な運動調整が発生します。(普段のキーワードがリセットされていることが、最大の条件ですが・・・)

私が指導さえていただいた人達は、この観点からショートラリー、ミニラリーがでいるようになっています。

上達するためには、あなたの適応力を引き出しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

無意識にカラダが動く、あなたのプレーが変わる

無意識って何と思われる方も多いと思います。

テニスをしている人で上達を望まないプレーヤーはいないと思いますが

上達を望むプレーヤーは

上達するには技術力アップ。

技術力を上げるにはフォームを変える。

フォームを変えるにはカラダの動かし方を変える

・・・という図式が頭の中で成り立っているのでは。

しかし、技術力を上げるにはフォームを変える。フォームを変えるにはカラダの動かし方を変えるという考え方では、残念ながら効率よく上達することはできません。

意識的にカラダを動かそうとすればするほど、カラダの動きはギクシャクしてリズムはなくなります。

(多くの方が経験していると思います)

カラダが思ったように動かないのは、動きを変えようとしているからしょうがないと思っていませんか?

しかし、カラダの動きを変えるためには必要のないものです。

普段は意識をすることもすくない呼吸ですが、ちょっと意識的に呼吸をしてください。どうでしょう・・・・呼吸はぎこちなくなり苦しくなりませんか?

意識すればするほどおかしくなりますね。

テニスの技術アップも同じです。技術をあげようとすることは、それほど悪いことではないのですが、上げ方が問題です。

音楽に耳を傾けているとカラダは自然にリズムを刻みます。

これは意識が音楽を認識することによってカラダが反応をしめしたということです。

このような、意識とカラダの関係を利用しながらカラダの動かし方を習得していくと、カラダの動かし方を意識することなく(無意識)スムーズでリズミカルなカラダの動きを手にいれることができるのです。

ここで言う「無意識」とはカラダの動かし方に気をつけながらカラダを動かすのではなく、条件反射的な視点からカラダの動かし方に気をつけることなく、カラダの動きを変えていく、もちろん、結果を(ミスを減ったり、ボールの威力が増したり)伴いながらです。

ラケットドックの目的は?

ラケットドックは従来の「打球感」「重さ(静止重量)」「デザイン」「ブランドイメージ」「プロが使っているか否か」などの主観的な判断により選 択から、「ボールパフォーマンス」「スイングのリズム、バランス、タイミングなど」を客観的に観察・分析しトータルのパフォーマンスが高いものを 選択するシステムです。

ラケットドックによってラケットチェンジされた方から、「スクールのクラスがあがった」「今まで負けていた人に勝てるようになった」「サークル仲 間から上手になったとほめられた」などなど、喜びのメールを度々いただきます。

ラケットドックの目的に一つとして「技術からの解放」「技術志向からの解放」があります。喜びのメールをいただいた方の共通点としてボールのパフォーマンスやスイングのクォリティーがあがったことということが容易に想像つきます。

つま り「技術力が上がった」という解釈ができます。

ラケットを変えることで「無意識・無自覚の運動調整が発生し」その結果としてパフォーマンスがあがったといえます。

人間の持っている調整能力や潜在能力が出しやすい状態にすることで結果的にその手段である技術もあがっていくのです。

八体質別の分類と自己判定法

人間は 四つの基盤体質から火と水の体質が派生し、全体質は八つの体質に分類されます。(4スタンスの内容及び理論とは違います)

これは、一つの運動に対して八つの体質の別の動きが存在するということです。

これまで、区別や分類がされていなかった・できなかったために「人それぞれ」と言われてきたのです。

以下は体質別の分類と自己判定法になります。

4つのつま先グループ(C・D)


D:腹筋同一体「1.火の体質、2.水の体質」
C:背筋複合体「3.火の体質、4.水の体質』

体質別

4つの踵グループ(B・A)

B:腹筋複合体「1.火の体質、2.水の体質」
A:背筋同一体「3.火の体質、4.水の体質』

身体の操作法はそれぞれの体質によってことなります。つまり、体質別によってパフォーマンスを発揮するたための操作法が違うということです。

一つの例として

八つのパラレル・クロス

◆手は正中パラレル、順パラレル。クロス の3種
◆脚種は順パラレル、正中パラレルの2

手と違って、足は柔軟性がないためクロスはありません。
順パラレルと正中パラレルだけです。

注意:例えば、ハードル競技はクロス脚では跳べません

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テニスのスイングでも、様々な動きに見えるのは体質によって身体の動きが違うからなのです。

上達に前向きなテニスプレイヤーほど、コーチや上手な人のアドバイス、テニス雑誌などの情報を取り入れ、自分の動きの不足部分を補うことに熱心なようです。

人の体質は八つに区別され、それぞれの身体操作法は異なります。つまり、体質が八つあるということは身体操作法も八つあるということです。

 現状を改善するめに、現在取り入れようとしている動きが中々習得できない、しっくりこない、パフォーマンスが落ちるといった感じや思いがある方は、一度再考してみてください。

あなたと違う体質の方の動きを取り入れようとしているかもしれません。

なぜなら、あなたと同じ体質の動きのアドバイスや情報を入手できる割合は単純に考えても1/8、つまり12.5%しかないからです。

逆に考えると7/8、つまり87.5%のアドバイスや情報を取り入れてしまうと、上達できないばかりではなく、スランプに陥ったり、怪我などしやすくなってしまいます。

私の指導経験上、たの体質の動きを取り入れている方の動きは、リズムやスピードがなくムリやムダな動きになってしまうようです。

また、その動きの習得がご本人の心理的な負担になってしまったり苦手意識を持ってしまったりすることが多いようです。

そのようなときは、体質にあった動きやイメージにすることでムリやムダな動きが無くなり、リズムやスピードがでてくるばかりではなく、プレイヤーご本人の心理的なストレスや負担が軽減するようです。